JMB WAONカードみたいに
表プラスチック配線/シート/配線/裏プラスチック
の5層構造で、そこから
配線/シート/配線を取り出すのかと思いきや 全然違って、プラスチックの中に配線と銅線が埋め込まれていました。
こんな感じ↓
プラスチックシート(表)/配線が埋め込まれているプラスチック/プラスチックシート(裏)
「nanaco 基板」とGoogleで画像検索して出てくるものと違うものでした。
最近構造が変わったのかしら(今回基板取り出ししたnanacoは2015年5月製造品です)。
2014年にnanacoカードにQuickPayが搭載されたので、そのタイミングで基板も変わったのかもしれません。
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↓予想していた基板(WAONと同じようなのが入ってると思ってた)
↓実際の中身(表)
↓実際の中身(裏)
nanacoカード裏面にQUICKPayのロゴがある場合、この記事で取り出した基板が入っています。
・nanaco基板の取り出し方
カードの表裏を紙やすりで削る
*カードの縁を切って溶剤に付けると、印刷面が剥がれやすくなるのですが、 外周部の銅線一本切っただけでもアウトなので、外周部を切って溶剤に付けるのはオススメしません。
↓
配線や銅線が透けて見えてくるので、限界まで薄くする。
*赤丸で囲っている基板部分は他の部分に比べて厚みがあるので、 やすりで削りすぎてダメにならないように気を付けましょう。
削っているとだんだん透けてきます。
↓
アセトンに浸してプラスチックを柔らかくする(やらなくてもOK。やった方が切りやすい。)
↓
はさみ・カッター等で不要な部分を取り除く
↓
完成
JMB WAONカードから基板を取り出したときのように、 アセトンに浸しておいてもプラスチックシートが剥がれるだけで基板が出てこなかったので、 #120の紙やすりでカードを削りました。
紙やすりはホームセンターで100円以内で買えます。
外周部と基板部分以外のほとんどがいらない部分なので、ガンガンはさみで切っていきましょう。
私はどんな形の基板が入っているのか分からずに慎重にやっていたため、だいぶ時間を無駄にしました。。
ちなみにめんどくさがってジクロロメタンで溶かしちゃうと 外周部の銅線の束が触れ合ってショートしてしまうかもしれないのでオススメしません。
取り出したnanaco基板はiPhoneに内蔵するのは厳しそうなんで、 ケースと本体の間に挟んで使おうかと思います。
こんな感じで↓
iPhone裏/干渉防止シート/nanaco基板/ケース
薄くはなっているので、どんなケースの裏にでも収まるはずです。
あ、電波干渉防止シートは忘れずに。無いと読み取りエラーが出ます。
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以上、nanaco基板を取り出した話でした。
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