VWルポGTIの故障・不具合遍歴

ディーゼル関連の不正が発覚してからというもの ボロクソワーゲンとかボロクソバーゲンと揶揄され続けているフォルクスワーゲンですが、 車自体は良いものを出しているので、頑張ってほしいと思っています。

愛車もVWだし。。

2005製のルポGTIを2009年に中古で購入して今も乗っています。
「外車だし壊れやすいんだろうなー」と思っていたら本当によく壊れてくれました。
ただ、壊れたことも含めていい思い出です。
馬鹿な子ほどかわいいというやつでしょうかね。
今回はそんな私のルポGTIの故障・不具合遍歴を紹介します。

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2009年
・給油ランプがつかなくなる
ルポGTIはガソリンメーターが残り1目盛りを切ると給油ランプが付くのですが、付かなくなりました。
同時にメーターの針も動かなくなったため、まだガソリンが入っていると勘違いして走り続け、高速道路でガス欠になりました。。
2月の深夜だったこともあり、退避したガードレール外がとても寒かったのを覚えています。
この時、生まれて初めてレッカーされました。保険に付いてるロードサービスって本当にありがたいです。
これ以降、走行距離が300kmを超えたら給油するようになりました。

この故障の原因ですが、ガソリン量を知らせるパーツ(浮き?)に不具合が出たらしいです。
販売店の人が言うにはガソリンの量が少ないという状態にするのがいけないらしく、 給油ランプがつく前に給油することを推奨されました。
なんだそりゃと思いましたが、「外車だしな・・・」と納得しました。
買ったばかりの保証期間内だったため、修理は無料でした。

・牽引フックカバーが取れて行方不明
ルポGTIは走っているといつの間にか外れてしまう牽引フックカバーを装備しています。
定期的に牽引フックカバーの緩みをチェックし、緩んでいたら押し込んであげないといけません。
そのお世話を忘れていたら片っぽどこかへ行ってしまいました。。
パーツ代は数千円ですが、パーツ塗装代が2万くらいらしいので直さずに放置。

2010年
・運転席側の窓が開かない
窓を空けるボタンを押しても小さく「カッチカッチ」というだけで、まったく動かなくなりました。
中でワイヤーが絡まってるらしく、それで開かなくなったそうです。
修理代は5万くらいでした。

・ワイパーを動かすとビビり音がするようになる
小雨でワイパーを動かすと「バラララッ!」とビビり音がするようになりました。
雨水のふき取りに問題はないので放置。
直すとしたらワイパーブレード交換で5000円くらい?

・給油口カバーの鍵がかからなくなる
特に不都合ないので放置。
修理すると2万くらいかかるみたいです。

2011年
・助手席のドアが内側から開かない
ある日突然、車内から助手席のドアが開けられなくなりました。
正確に言うと、ドアノブを引き、その形をキープしつつドアをゆっくり押すことで開くという一見さんお断り仕様になりました。
完全に開けられないわけではないので放置してたら自然治癒しました。

期間的にはこれで半分です。すでに思い出だらけですが、さらに増えていきますよ。
lupoGti small.png
↑この後砂地に埋まって三度目のレッカーw

2012年
・ハイマウントランプ水没
経時でハイマウントランプの中に水が溜まってショートし、付かなくなるというルポGTIの仕様です。
修理には1万数千円かかりました。

あまりにショートするもんだから、ネットで当該パーツはハイマウント水槽と呼ばれています。

・鍵が勝手に閉まるようになる
ドアを閉めて30秒位すると、自動で鍵が閉まるようになりました(しかも発生頻度ランダム)。
車から出るときは必ずキーを持って出ないとインキ―になる危険性大なので、 オイル交換などで整備士さんに車を渡すときは、必ず鍵を持って外に出るように伝えています。

・インジケーターに常にINSPと表示されるようになる。
点検のタイミングをお知らせするために付くみたいです。 スピードメーター下部のリセットボタンを長押ししながらエンジンをかけ、さらにリセットボタンを押し続けるとると消せます。
定期的に付くので、あるタイミングから放置するようになりました。

・ホイールセンターに付いているVWマークx4がとれる
VWマークのプレートは接着剤でホイールセンターに止めてあるだけなので、経年劣化でいつか外れる仕様になっています。
だいたい同じ時期に全部とれました。

2013年
・助手席側の窓が閉まらない
窓が電動では完全に閉まらなくなりました。
ドアを開け、窓の内側と外側から手で挟んで持ち上げることで閉めることができたので放置。
もしかしたら窓落ちの前兆だったのかもしれません。

・タイヤバースト
走行距離(7万km弱)やタイヤの見た目からタイヤの寿命が来ていることはわかっていたのですが、 車検が2ヵ月後に控えていたのでそのタイミングで替えようと欲張った結果、バーストしてしまいました。
直線だったので事故にならなかったのが不幸中の幸いでした。 これはルポがどうこうというより、完全に私の不手際です。これで2度目のレッカーを経験しました。。
ルポGTIはタイヤサイズが特殊(205,45/15R)なので、小さいくせに4本で6~7万くらいします。
195,45/15Rも履けるようなので、次はそっちにしようかと思います。安いし。

・リアスポイラー塗装浮き
リアスポイラーは白いプラスチックパーツに塗装しているのですが、 その塗装が浮いて剥がれることで白い斑点模様になってしまいました。
走行性能に関係ないので放置。

・エンジンを本体に固定している2本のボルトが外れる
走行時、クラッチを踏むたびに「ガシャン!」と大きな音がするようになったので、 ついにクラッチ関連部品がご臨終かとディーラーに持って行ったらエンジンと本体を止めているネジが2本とも無いことが判明。
新しいネジを付けたら無事治りました。費用は数百円。

2014年
・助手席の窓が落ちる
有名な窓落ちですね。運転最中に窓落ちに遭遇したのですが、いきなりストーンと落ちました。
窓を止めるパーツがプラスチックで壊れやすいみたいですよ。
修理屋のお兄さんが「このパーツがプラスチックだなんて信じられない」と引いていました。
修理代は5万でした。同じパーツを使う限りいずれまた落ちるんでしょうね。

・運転席側の窓も落ちそう
車検の時に前述の窓を止めるプラスチックパーツにひびが入っていて、いつ落ちてもおかしくないと言われました。
もう二度と窓を開けないことにして、様子見することに。
あれから2年近くたちましたが、今のところまだ落ちてないです。

・運転席ドアの鍵穴のVWカバーが取れる
接着剤で止めてあるだけなので、経年劣化で外れます。仕様です。

・助手席上部ゴムパーツから雨漏り
大雨の時、たまに一滴落ちてくるというレベルだったので放置してたら自然治癒した。

2015年
・給油口カバーと本体をつなぐゴムが切れる
直すと2万くらいなのでもちろん放置。

・助手席のドアとボディをつないでいるヒンジが取れる
ドアストッパーのボルトが緩んでいたのは分かっていたけど、いつの間にかボルトどころかヒンジごととれて行方不明に。
ドアとボディをつなぐヒンジはあと3箇所あるので、とりあえず放置。
無くなったおかげでむしろドアの開閉がしやすくなりました。

・助手席側のスピーカーからビビり音がする
ヒンジがなくなったのと同じタイミングで、スピーカーからビビり音がするように。
ヒンジが外れた時に、ドア内側にボルトかなんかはいったのか?

・水温センサー故障
ディーラーで点検してもらったところ、水温センサーの部品不具合が発見されました。
壊れているとエンジン始動に支障をきたす可能性があり、修理代は2万円とのこと。
今のところエンジン始動に全く支障ないので放置することに。

2016年
・アンダーカバー固定用のネジ2個が行方不明に
減速時にザリザリと異音がするようになったので、 車の底を見てみるとアンダーカバーが外れかけていて、それが道路に擦っているようでした。
アンダーカバー.JPG
行きつけのガソリンスタンドで見てもらったら、 アンダーカバー固定用のネジ2つが外れていたので、 適当なネジで固定することで修理完了。
ありがたいことに無料でやっていただけました。

以上です。

いやー長かったですね。
お疲れさまでした。

以上が私のルポGTIの故障・不具合遍歴です。
こんなボロ車なんで処分しないんだと思われるかもしれませんが、 運転していて楽しいし、見た目が最高にかわいいのでなかなか手放す気が起きないんです。

もし、これからルポGTIのオーナーになろうと考えているのなら、 「窓は絶対にあけないこと」を強くお勧めします。
窓を開けたままドアの開閉なんてすると本当にすぐ壊れます。
窓は直さないと車検通らないし、修理代が一撃五万なので財布へのダメージでかいんですよ。。

今回の一連のディーゼル不祥事を受けて、 VWディーラーではVW全車種を無料で点検してくれるそうなので、 この機会にうちのボロルポも見てもらおうかと考えています(~12/20まで)。
ディーラーで買ってなくてもいいみたいですよ。

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